とかC型肝炎とか

昨日久しぶりにtenちゃんと会ったよって夫が。「ジムでわしに声かけるんはtenちゃんしかおらん!」と自慢とも自嘲ともとれる言い方。自慢と聞こえるのは「脇目も振らず、ただただひたすらにトレーニングに没頭してんだ!」ってことであり、自嘲とも聞こえるのには悲しい過去があるから。ジムに入会したのはペグリバ最後から一ヶ月と一日目のことだったから、酷い副作用の禿が頭の1/3程に拡がっており、それもなんだか変色した地肌が見える、目もそむけたくなる程の、今だから言えるけど、こ汚い頭だったので、夫が立った周り3メートルぐらいは引き潮のような情景があった。例えばかつてあった映画のエレファント・マンを間近で見るのがちょっと辛いような、そんな感じって空気が漂っていたんだ。そんな思いを生まれて初めてしたであろう夫がどんなに辛かったか。本質的にはノー天気なお気楽男だから余計に辛かったんだろうと思う。勢い誰とも喋らないで、ひたすらマシンでトレーニングするようになったのも仕方のないことだよね。
ここではっきりと言うけど、C型肝炎のウィルスってのはとっても弱いから、空気伝染とか、お風呂でとかってことは絶対にないのだ。医療行為にのみ伝染可能と言ってもよいぐらいの感染力しか持たない。なので、現在この病気で苦しんでる人々の家族(夫婦の営みでも感染しない、まぁ激しく傷つくぐらいだとどうだかって疑問もあるけど)はこの病気に罹っていないのが普通だ。例えば注射器の使いまわし、昔の予防注射って体育館に並ばされて、何人もの人に回し打ちだったし、例えばちょっとした怪我の縫合とかだって、消毒してない器具を使っていたよね。普通に暮らしてる場合、自分に切り傷やなんかあって、偶々患者の血液を触ってしまったりしたら、感染の可能性があるから、夫には包丁を持たさないようにはしてる。不器用な夫が傷を作ると手当てしなきゃならないからねぇ。
tenちゃんは唯一夫が一緒にお酒を飲んだことのあるジムでの知り合い。私抜きを希望されることが多いよ。まぁあのセールスマン・シップは私にも同調できるものがあるし、あいつが出来るんなら、私だってって思えるレッスンは多い。ちなみに夫のブログのファンらしいのだけど、最近更新がないからなぁ。