金欠に付き

今週もDVD特集だ。
ニコラス・ケイジのNEXT、役所が癌で云々という象の背中、またもや中谷美紀自虐の詩。他にも観たのかも知れないけど、記憶にないから、つまんない映画だったのかも。正直に言うと、象の背中は殆ど観てない。あんまり悲惨な末期癌の死にゆく様って観る気にならないし、観てても茶化してしまう私は。。。折角夫が感情移入してるところへ茶化してしまうので、まさに涙が零れ落ちるってとこで、爆笑させてしまった。そのシーンは最後に家族で海へピクニックってシーンで妻が死にゆく夫の大好物ばかりお弁当にしてたのを観て、「あんたの死ぬ時には豚肉のしょうが焼き&ラッキョウ盛り合わせにしてあげるよ!」と言い放った。夫は何故か豚肉のしょうが焼きが嫌いで、ラッキョウにいたってはその言葉を聞いただけで、嫌悪を催すらしいんだ。次男と3人で大爆笑した。
ニコラス・ケイジの映画は概ね面白く、こんななんでもアリかよ!とは思うけれど最後まで退屈することなく観れた。タダあの胸毛の気持ち悪さは筆舌に尽くしがたい。もっとどうにか綺麗にトリミングして欲しい。彼の映画で唯一面白くないと感じたのはリービンラスベガスだな。救いようの無い暗い映画だった。
自虐の詩、こないだの嫌われ松子と同じテイストで、中谷が上手いし、阿部ちゃんも上手いよねぇ。字幕じゃない日本の映画ってのは家でDVDってのが一番だ。映画館でジッと座っているしかないってのより、家事などしながら観れるし、音声だけで話の筋が分かるから、合理的だと思うわ。
金さえあれば、孤高のメスが観たかったんだけどねぇ。堤真一が好きだからさ。