沈まぬ太陽

疲れ果てたよ〜!!朝9時半上映開始の奴観たんだけど。
このネボスケが3時間超、一秒たりとも落ちることなく観たんだ。しかも、超満員、見上げて観るような席以外はビッシリで、珍しく前も後ろも隣にも人がいて、窮屈な中で、座り続けてたんだから、どれだけ面白かったかって想像出来ようというもの。
舞台挨拶で渡辺謙が泣いてたけど、そりゃぁ、過酷な撮影を思い出したことが主な原因だろうけど、この役のような人生を疑似体験したってことも辛かったんじゃないかしらん。辛い人生だったろうなぁ。私や夫の辛さとは比べ物にならないぐらい辛かったことだろう。冷や飯も10年以上食べちゃうとねぇ。それでも自身の信念を貫き通したんだから、凄過ぎる。多分私達夫婦は三浦友和香川照之のように生きてしまうんだろうとも思った。三浦友和が巧かったわ〜。ただの普通の善人役しか出来ないのかと思っていたけど、新境地開拓したっぽい。
折りしも、モデルであろう航空会社は沈んでしまうっぽいし、全てはこの事件が原因なんだろうなぁと思う。ちなみに、gukky家の人々はA○A利用に拘る。次男なんて鹿児島→東京とか、広島→東京とかをよく利用してたけど(スカイメイト可の年まで)一便遅らせてもA○A利用に拘ってた。
そうだ、懐かしい野村宏伸をチラッと観たわ。小日向さんが機長だったらしいけど、気がつかなかったよ。
それと、もうひとつ気がついたのは山崎豊子って人は関西人に対して何か腹にいちもつあるのかしら?白い巨塔の時と同じくエグイ描き方だったのが笑えた。まぁ、私自身は関西人じゃないから、どうでもいいけど、関西人はあんまりいい気持ちはしないだろうなぁ。
不毛地帯もだんだん面白くなってきたけど、同じようなタイプの人間を描いてるよ。小出さんは香川照之とリンクしちゃうし。。。結局強い男と弱い男の生き様を描くのがこの小説家のセオリーなんだろう。そのためのロッキードであり、御巣鷹山なんだろう。