先週の木曜日は

南極料理人、そして今日はヴィヨンの妻。どっちも寝てしまった。南極料理人にいたっては、起きてた時間が寝てた時間より短いという惨憺たるものだった。夫は面白かったって言ってたけど、あんな料理なんて私は毎日やってんだし、美味しいもの食べさせたいと毎日思いながら生きてるので、別に映画でまでって感じ。それよか、あの南極で何か得るものがあるのだろうか?これって八ツだか七ツだかダムよりもっと意味ないんじゃないの?とまで思った。どれぐらいのお金かけてんだか知らないけど、何もないとこで何か得るものがあるものか?と思ったし、毎日が野外活動みたいな日々を一年間もやって、夜な夜なマージャンしたり、シェイカー振ったりして。。。と思った。掘れば地下資源があるとかってもんでもなさそうだし。。。
かもめ食堂も映画館で観たらきっと寝てしまっただろう私には、面白くなかった。ストーリーとか物語とかってものが皆無だからかなぁ。かもめはそれでも街や景色に惹かれるものがあったけど、あたり一面真っ白だし。。。
ヴィヨンの妻、松 したたか子はやっぱり上手いわ。でも、太宰に魅せられる女の気持ちが全く理解出来ないのよ。太宰を好きな時期と嫌いな時期があるようで、今は嫌いな時期なんだな、私としては。もっとこう太陽みたいに明るく生きられない?と感じる時期なんだわ。あの子役がよく見つけてきたねって言うほどだったけど。あの時代のちょっと障害があるっぽい痩せた子供って感じがそのままだった。
でも、どっかしらの映画祭で賞をとったんだから、いい映画なんだろうけど、低俗な私にはひびかなかった。