某ロッカー

58歳、某作曲家64歳とあんまり老醜を晒すことなく癌死。某ロッカーを初めて知ったのは短大時代のルームメイトが持ってたLPレコードの僕の好きな先生だった。とても、新鮮な気がしたその頃の私は似非吉田拓郎マニアだったっけ。某ロッカーは多分極度の恥ずかしがりやさんだったのか、必ずギターを抱えていいともとかにも出演してたし、メイクなしの方が好感の持てる人の良さそうな感じなのに、あのメイク。その僕の好きな先生は愛煙家だったみたいなのに、健在で杖を突いて弔問にって姿がとても。。。親より先ってのも辛いけど、恩師より先ってのもねぇ。短大時代のルームメイトのこと普段は思い出さないけど、一緒に聞いた曲とともに、脳梗塞で半身不随って境遇が心をよぎってしまう。喧嘩したり、真夜中に代田橋方南町やなんか二人で徘徊したことも思い出す。いつか会いたいなぁ。結局長野も行ったことないし、鹿児島によんだこともなかったんだ。
某作曲家は某女性歌手のお兄さんだ。あんまり馴染みもないけど、♪窓に西日が〜って歌は詩が私達夫婦の最初に暮らした京都のアパートそのものだ。あんまりカラオケとか行くの好きじゃないけど、15年に一回ぐらい歌うことあると、京都のアパート時代を思い出して泣いてしまう。♪若かったあの頃〜何も怖くなかったけど、昔の遊郭のあとがアパートになったなんとなく遊女の怨念が篭ったようなアパートで私はよく金縛りにあってた。そう言えばもう金縛りにあわなくなったなぁ。歳をとると金縛りって起こらないのかも。