その後

今度はラサールの方へ向いて移動。母のすぐ下の弟の下の弟、所謂次男の家へ連れてって貰った。この人は海軍少年兵だった人で未だに頭に爆弾のかけらがある、ちょっと変わり者。終戦当時はその爆弾のせいで、オネショしたりするぐらいで、傷痍軍人で当時の政府だかの判断では余命いくばくもないとのことだったらしく、傷痍軍人の恩給ってのを結構沢山受け取っているらしいけど、こんなに長生きするなんて想定外で、今年83歳だ。勿論終戦当時の劣悪な医療現場で治療を受けたのだから、C型肝炎、既にガンで何回か肝臓も切ってるし、他のとこだって切ってるみたいだけど、まだ元気に生きてる。この人が母の身元引受人みたいな存在だったんだから、とてもお世話になったので、帰省するたんびにもみじ饅頭持参で訪問することにしてるのだけど、更にお世話になってしまうんだわ〜。今回も突然の訪問(事前の電話もしなかった)だったのだけど、すぐにお小遣いを。。。それも財布にあるだけ全部。。千円札で8000円と小銭と。。。こんな55歳のオバンになってんのに、なんだか情けないけど、くれるってものは貰わなきゃ悪いもんね〜。多分私の境遇(両親の離婚とかって)が原因で、○○はかわいそうだ。。。って思ってくれてるんだと思う。で、すぐに「今夜泊まるとこはあるのか?」って心配までしてくれた。なんだか涙が出そうだったけど、お小遣い貰って、滞在時間5分という慌しさでおいとました。今度気まぐれに帰省する頃も元気でいてくれるといいのだけど。。。
そして、安い酒屋に連れてってもらって、従妹と私達のタメのビール(本物、スーパードライ350×6×2)を買い、実家まで送り届けて貰った。そりゃぁもっと沢山お礼もしたいけど、何しろ貧乏だし。。。こんな旅行の時じゃなかったら、本物のビールなんて買わないんだよ。いつもは第4のビール、サントリー金麦、350ml×6で600円っての飲んでるんだぜ。疲れ果てていたので、お風呂も入らずに寝た。