突然

の電話from実家。電話はいつだって突然なんだけど、番号通知で実家からだと分かるとドキドキする。
まさか。。。と思いながら、ある程度心の準備をして受話器をとると、父本人のノンビリした声だったから、胸を撫で下ろした。
高齢の親がいるってことはそういうことだ。なんてことはなく、近況を報告しあったり「送って欲しいものは?」と聞かれたり。「味噌!!」毎年送ってきてた手作り味噌、去年の秋は作らなかったってことで、送ってこなかった。継母も寄る年波に勝てずに作らなかったんだって。それで、かれこれ10年ぶりくらいにスーパーで買い求めた味噌を食べてるんだけど、やっぱり不味くって。今度ちょっとだけ作るから、送ってくれるんだって。いつもは麦味噌だけど、今度は米味噌だってことだけど、あの麹味噌の味は変わらない筈。た〜のしみ!!
ねずみ年だから、84歳の父、ひと頃は血圧が高かったり、尿管結石だったり、色々あったけど、今は声の調子からも分かるけど、元気そうだった。
「生きてるのが辛くなるような身体のしんどさってないの?」
「うん、元気だよ!!」
「母さん(実母)は晩年、しんどくて死にたくなってたみたいだよ。元気だから安心だよ。ひょっとしてまだ車運転してんの?」
「うん、してるよ!」って言うから、
「あらあら、それだけが心配だね〜。気をつけてね!」と言った。
「うん、あと一年ぐらいは生きてると思うよ!」と笑ってた。
折りしも、母の月命日だったから、そう言うと、ちょっと声のトーンも低くなって、「会いたかったなぁ〜。。。」との〜天気なこと言った。顔も見たくないからこそ離婚したんだろうにね〜。年月というものはそういうものなんだね。