サクラ

色々観察した結果、どうも左の肩のあたり、人間だと左肩甲骨のあたりが痛いらしい。そして、寒がりなんだけど、温かくなると痛むらしく、被り物とかは拒否する。昨夜も一人でリビングに寝せた。明け方、空腹になると目が覚めて、目が覚めると痛むらしく、4時ごろにキャイ〜〜ン!と甲高い声をあげた。サクラが人間だったら、湿布してあげるんだけど、体中を毛で覆われてるし、とても大人しく湿布をしたままでいることは不可能に近い。今は林檎を食べさせてドッグフードも食べて、排便もすましたから、ウトウト眠ってるけど、寒がりなのに、リビングのフローリングで身体を冷やそうとしてるみたいで、首から上だけ座布団に乗せてる。
こんなことになると、父の気持ちが少し分かるような気がする。母は街を一緒に歩いたりするのには、まるで勲章になるほど自慢できるほどのビジュアルだったけど、一緒に暮らすのには全く役に立たないような人だったので、彼女の不注意から私の姉を2歳ぐらいで死なせてしまった。夏場の天ぷらとすいかの食い合わせでお腹壊して、脱水症で亡くしてる。多分、夏場で揚げ油も少し古かったのだろう。お腹下してるのに、水分補給してやらない無知でもあったのだろう。見る見る元気なくなってしまう可愛い初めての子供を見てるのは夫婦とも辛かっただろう。そして、父は普通の人間だから、母を責める気持ちにもなっただろう。
私だって、サクラが痛がってると、夫を責める気持ちになってしまう。そりゃぁ悪意はないし、可愛いって気持ちはよくよく理解してるけど、やっぱり心のどこかで夫を責めてしまうよね〜。で、夫もひどく気にしてる。もしかして、離婚ってことになったら、原因はサクラの事件だから。
それにしても、犬でも具合悪そうにしてると、辛いのに、最近の自分の子供を邪魔者扱いしてしまう親達の気持ちが全く理解出来ない。積極的に何か事件を起こしたりするってことはないにしても、偶に親子で歩いてる姿を見かけても、なんだか親子でちっとも楽しくなさそうなってのも見たりするとね〜。私なんて、子供と一緒にいるだけで笑えるし、満ち足りてるけど。(子供は私と遊んでやるのは仕事だと思ってるらしい。)