東京タワー

内容は既に日本中の人が熟知してるから書かない。
やはり、映画は(・∀・)イイ!
30年前の炭鉱町が再現されてた。って、炭鉱町ってよくは知らないけど、汽車の窓からボタ山を見たことはあるけど。TVだとなんだか安っぽく書割みたいな風景だったのだけど、映画はそれらしく再現されてたから、オープンセットとか組んだのかも。よくは知らないけどさ。
オカンの樹木希林がやっぱり(・∀・)イイ!(今調べたら、彼女東京出身だけど、お父さんが薩摩琵琶奏者だったらしいから、鹿児島ゆかりの人間なのかも。自虐的なとことかが私と共通するかも。)
一番うまいと思ったのは、栗を包丁で剥きながら食べるとこ。実に現実味があった。あのシーンはかなりの包丁使いが出来ないと拙い。以前TVドラマで彼女が牛蒡のササガキをするシーンを見たことあるけど、その時以来の感動。あと、徒に綺麗なお母さんでもないとこがいいよね。実際はもっと綺麗な人なのかも知れないけど、何しろ60歳過ぎの設定なんだから、田中裕子や倍賞美津子とかだと、やはりオーラあり過ぎだろうと思われ。
元カノ役の松したたか子もよかった。彼女はやはりしたたか。
夫が隣でやたらと泣いていたから、どんな気持ちで泣いたの?自分の親不孝と重ね合わせて泣いたの?と質問したら、
「あんた(gukky)と重ね合わせて泣いた。」とのこと。
実は私自身も自分の親不孝は棚にあげて、オカンを自分に置き換えて泣いたから、不承不承付き合った甲斐があったかも。エンディングテーマは福山雅治様だけど、これに限ってはコブクロの蕾の方がよい。リリーさんと親交もあるらしい福山様のことが大好きだけど、コブクロの方がいい。あの歌は泣ける。