椿山課長の七日間

中陰役所の案内係の和久井映見が結構はまっていた。
西田さんの課長は安定してたけど、変身した美咲ちゃんはいまいちの感。
天海のお姉さまが適役だったような気がする。ほら、元々宝塚の男役だから、西田が突然女に変身して動きが男っぽくなってしまうとこなんてのはうまくやれたんじゃないかなぁと思う。
それと、デパート一のモテ女であったという設定の課長の奥様がいまひとつ華がないなと感じた。
で、やっぱり一番好きだったのは余さんの幸せ薄いオールドデパガ。

泣かさずにはおかないぞ!って調子の浅田ワールドだけど、よくもまぁドンドン物語を思いつくもんだと感心する。

文学的にどうのこうのとかって言う前に、たった一つのお話でさえ生み出せない普通のおばさんは素直に敬服してしまう。