夫が帰らない

って、当たり前だけど、久しぶりのサクラとの二人暮らし。
もう20年以上一つ屋根の下ではあるけど、別々の部屋だから、なんてことないんだけど、晩御飯1人で食べるのって結構いやなもの。
サクラだって、この家に来てから夫の入院中以外はいつも一緒にお布団で寝てたから、なんとなく寂しそう。
繁華街で午前様って時は、ずっと待ってるみたいで、私と布団にはいっても、耳に神経集中させてるけど、田端にいる時も夫の帰りは諦めていたみたいだし、昨夜も諦めていた。
なんだか健気。目が見えないし、お話出来ないんだけど、心みたいなものがちょっと分かるから、尚更。
今日帰ってきたら、きっと全身で「さみしかったよ〜!!」って言うに違いない。