功名が辻

昨夜のは泣けた。
山内家の跡取り問題を避けるために、9歳の子供を寺へ修行に出すってとこ。拾った子供だけど、とても賢くていい子で武士になりたくて日夜励んでいた子供。
なんだか次男を鹿児島に送り出してた頃のことと重なって、泣けて仕方なかった。
うちの場合は次男のたっての希望だったから、少し違うけど、12歳と3ヶ月の子供と離れるってことはとても辛いことだった。空港からの帰りの車中でいつも泣いてた。次男の頭文字の音を聞いただけでも涙が出た。そりゃぁ全国で150人ぐらいの中にはいったことはとても誇らしいことだったけれど、やっぱり母は辛かったんだよ。
6年間、一番多感な時期を一緒に暮らさなかったことが、人並みに反抗期ってのを経験しなかったことが、次男にこの先どんな影響を及ぼすのか分からないけど、母としては失われた6年間ってのがいつまでも修復できない感じなのだ。だから、子離れ出来ないでいるんだろうと思う。