たまには真面目に

こないだ、若年性アルツハイマーの「明日の記憶」の中で一番印象に残ったのは、ミッチー扮する医者が自殺しようとした主役の渡辺謙に言った、
「人間は最初の10数年は成長するけれど、それ以降は退化していくんです。」って言葉。
なるほど、人は皆いつかは死んでいく訳で、死んでいくために生きてるようなものだと感じた。今回の治療も所謂ご褒美もなく副作用の辛さだけだったような気がするけれど、そんなに辛くはない。例えばアルツハイマーだとかパーキンソン病とかだとホントに辛いだろうけど。
もちろん、画期的治療法がでて、その時肝臓がひどく悪い状態だったら、チャレンジするけれど、しばらくは楽しく生きていけたらそれでいいかなと思ってる。そして、ウルソ飲みながらだけど、γGTPや中性脂肪が基準値に落ち着いたら、ご褒美にお酒だって少しは許してあげたい。だって、ジムでも頑張ってるんだし、ただただ、ウィルスのご機嫌伺うだけの人生も可哀相だし。そんなに長生きしたって明るい未来とかが待っているとは思えないから。出来るだけ楽しい人生にしてあげたいと思ってる。我慢ばかりさせちゃって、長生きしたって、それって私がひとり取り残された時の悲しみを防ぐためって感じだし。