[うだうだ]三日目は

日暮里のコインロッカーに荷物を入れて始まった。
当初の予定ではミヒャの宿泊先でお昼食べるつもりだったけれど、13:00過ぎにはのぞみに乗らなきゃだから、時間がないので、正午にこの駅で待ち合わせることになったんだ。
徒歩で根津方面へ。朝イチで岩崎邸。

東京都の管理する、三菱財閥の旧邸は、それはもう見応えありまくりだった。都が運営してんだから、入場料も400円が嬉しい。
龍馬伝のロケにも使われてたんじゃないかしら?既視感のあるテラスだかベランダだかも、ガーデンパーティーが出来るような芝生の敷き詰められた広大な庭も。階段だって贅沢に緩やかな勾配で一段あたりの高さがあんまりないから、身体に優しい。撞球室跡にはビリヤード台がないのが残念だったけど、洋館のあちこちにはマントルピースがあって、空調にも贅を尽くしてたんだろうな。東京のお金持ちってスケールが違うよ。
日本家屋の方には喫茶コーナーがあって、そこで休憩した。因縁のぜんざいのセットだって650円くらいだったし、ゆかりの小岩井農場の牛乳つかったコーヒーフロートみたいなのなんて570円?だった。お庭見ながら、鎌倉と段違いの幸せを満喫したよ。
その後は、夫の希望する竹久夢二美術館。ここは最悪。だって入場料900円も出して竹久夢二なんて。だいたいこの人の画風とか生き様とか嫌いなんだから、私は見る気なんて皆無。アンケート用紙に高過ぎるとでっかい殴り書きして、投函した後は粗末なソファーで居眠りこいてやった。あざとい商売してるよなあ。夫は意地になったのか、熱心に鑑賞してたよ。私的には金と時間の無駄使いって感じ。不忍池でも歩いた方が有意義だったよ。
本当は谷中銀座の散策して、有名なメンチカツや焼きかりんとうを買いたかったけど、時間がなさ過ぎ。
根津のたい焼きだけは買わなきゃと歩く歩く。
夫のチョイスに腹を立てながら歩いたよ。たい焼き屋さん、偽物もあるらしいから、途中の交番のお巡りさんさんに確認とったり。
お店は長蛇の列で、夫は諦める?と思ったけど、並んで買ってくれた。私は夫を残してみずほ銀行へ。この銀行のトイレは綺麗だし、用を足したら、ソファーで夫がたい焼き下げて歩いて来るのを待ってたよ。
正午の待ち合わせギリギリでミヒャと再会出来た。汗びっしょりになったよ。
この日の岩崎邸と根津のたい焼きは関東人のお勧めだった。大満足よ、ありがとう。美術館だけだったら、離婚する勢いの喧嘩してたわ。


たい焼き超美味しかったわ。また食べたいわ。