日曜日に

天気もいいし、ドラッグストアのポイントが二倍ってことだし、次男の肩こりが酷くって、友近の○ップマグネループってのを買いに、ミヒャも同行。先週同様、坂道も階段もお母さんをグイグイ引っ張りながら元気に往復した。そして、近隣のスーパーの広場でマルチーズの女の子と遭遇。可愛いピンクの高そうなお洋服着てたけど、オムツしてた。その子のお母さんが「もう13歳で、認知症がでて、右回りし続けるし、おしっこもダーダーだからオムツしたのよ。」って。ミヒャはお婆さんマルチーズでも元女ってだけで嬉しくって、婆さんマルチーズに付き纏うばっかり。婆さんも、ボケててもなんとなく若い男に纏わりつかれるのはまんざらでもなく、リハビリ効果もあったみたい。人間も犬も同じだよね。幾つになっても若い見た目のいい男は側にいるだけで、若やいだ華やいだ気持ちになるものだ。そして、サクラのこと話した。「16歳まで生きたけど、全然ボケなくって、オムツはする必要もなかったのよ。目は見えなかったけど、最後までボケ?って感じることなかったのよ。眠るように、自分でも死んだことわかってなかった?ってぐらい苦しまずに穏やかに亡くなった。」って話した。
で、サクラのこといっぱい思い出して、♪東京へはもう何度も行きましたね〜♪って感じでサクラと上京した回数や鹿児島へ一緒に帰ったことなどいっぱい思い出した。サクラは排泄の失敗があまりなかったから、一緒に旅行できたんだよね〜。東京へ行った時なんて、日中私が都内ウロウロしてる間、娘の布団にくるまって寝てて、夕方帰宅した時も、朝と同じとこで、布団の中で一歩も動いた様子もなく、スヤスヤ寝てたもの。目が見えないから、環境の変化を感じるのは嗅覚のみで、布団は馴染みのある娘の臭いだから、全く不安を感じることもなかったのだね、きっと。
亡くなったのは2008年の4月30日で、この写真は2008年1月11日のもの。これが最後の写真かも。若い頃可愛かっただけに、晩年はやはり被写体としては可哀想だったからあんまり映してないわ。