瑛太

やっぱり超カッコイイ!!これ完全に小松帯刀物語じゃん!と言うほどだった昨日の大河。何かで読んだけど、小松帯刀篤姫って特に親交はなかったらしいけど、それをあたかもあったかのように描いた宮尾登美子は流石。だって、そういう設定にした方が、徳川家を存続させたって史実に納得がいく。それにしても、坂本龍馬との顔の対比もお見事だ。いかにも出自のよい帯刀とそうでもない龍馬の顔の対比が素晴らしい。と瑛太ファンは思う。あの二条城での会議で訴える瑛太、龍馬の死に慟哭する瑛太、いや〜、瑛太はいいよなぁ。こんなに立派になるとは思ってもいなかった。それにやたらと浮き足立ってないとこもいいよ。同じ系列の顔でもオグリだかって男は大嫌いだ。
チッチと子、亡き妻のお墓の前で義理の父の言葉に思わず泣きそうになったチッチの一言「小説家が他人のセリフに泣いてどうする?」と言うのがフムフム。泣かせるのが当代一番ってのはやはり浅田次郎だよなぁ。久しぶりに浅田の小説で大泣きしたいけど、今読んでるのは

鉄砲狩り (光文社時代小説文庫)

鉄砲狩り (光文社時代小説文庫)

これは、川越藩が舞台で、まだ1/3程度しか読んでない。
こないだ、約一ヶ月もかかってやっと読んだのが
五家狩り (光文社時代小説文庫)

五家狩り (光文社時代小説文庫)

これ尾張が舞台で、どうも読むのがしんどかった。
そろそろ、佐伯康英ものにも終止符を打つ頃合いだと思う。何しろキャラがいっつも同じで、男は剣の達人で女は見目麗しく優しくって非の打ち所のなさが、鼻についてきた。