読破

百鬼狩り (光文社時代小説文庫)

百鬼狩り (光文社時代小説文庫)

百鬼とは倭寇の末裔のこと。今回唐津藩とか長崎とかに赴く。それで初めて知ったのだけど、水野忠邦って人は元々唐津藩主だったらしい。幕閣になるに際しては色々とあったかも知れないという作者の想像力が380ページ以上の物語になってる。西国大名は殆ど外様だったとばかり思っていたのだけど、唐津はそうじゃなかったなんてことも、今回初めて知った。
毎週土曜日の早朝はTV寺子屋ってのがついてるのだけど、今朝笑ったので→http://www5.ocn.ne.jp/~maru41/jukusu.htm
そう言えば、学力テストの結果が発表されて秋田県が一位だってことだけど、要するに、あまり豊かではないってことがいいのかも。豊かさに対する防御みたいなものってのが望まれるのかも。貧しさとの戦いだったのに、豊かさとの戦いってのは未体験ゾーンだよね。脂肪は運動でなんとかなるけれど、それだって、いやって言うほど食べた挙句に、必死で運動っていうかなりバカバカしいことをやってるのだが。。