姑編

昼前に病院に行ったら、キングオブヤブの院長とすれ違った。4ヶ月前の病状説明の時に肝硬変とも、肝性脳症とも口にしなかったし、多分食事の制限もさせられなかったし、色々不満ばかりだけれど、文句を言わなかった。
もしも、自分自身の家族だったり、サクラだったりしたら、当然この病院に入院させなかったし、やむをえず入院させていたとしても、烈火のごとく怒りまくって大文句を垂れまくるとこだけど、心のどこかには感謝の気持ちもあったりするので、初めて出会うような顔をしといた。
それにしても、医者の免許ってのは一度とってしまうと更新とかないのが不思議だ。このキングオブヤブのように、画像診断も出来ないようなのが、院長でございなんて信じられない。肝硬変のエコーの画像なんてのは、医者であるならば専門ではなくても分かるんじゃないかと思うのだけど。しかも、症状を羅列してググッてみれば、素人の私でも肝性脳症の羽ばたき振戦であることは分かるのに。肝硬変であるのに、ウィルス量なんかを測ったりするような無駄なことをするし。運転免許証なんてのは、更新しなくちゃいけないけど、より命と関わる医者の免許が頻繁に更新されなくてもいいなんてのは理解しかねる。これぐらい日進月歩の分野はないと思うのだけど。
このキングオブヤブとは別の、かかりつけの小者のヤブの病院でも、デイサービスを勧めたりするぐらいだし。肝硬変の患者にデイサービスしたって、疲れさせるばかりだろうに。兄嫁さんが、「不承不承デイサービスに出かけては、ヘロヘロになって帰って来てたのよ。」って言ったから、「まぁ、本人が気に入ってかかってる病院なんだから、仕方ないよね〜。」と言っておいた。